第218回 GOODWEBで運用した広告プロモーションの最終結果

日時:2020年7月22日(水)14:00〜

Contents

エニーからのシェア 0:18〜

ターゲット単価による入札戦略の廃止について

「ターゲット単価」という入札戦略が2020年9月15日をもって使用できなくなる、というアップデート情報です。

9/15以降は、ターゲット単価を使ったキャンペーン自動的に停止されてしまいます。

編集するか、新たなキャンペーン作成して、対応しましょう。
代替する入札戦略として、Facebookの推奨は「平均目標達成単価上限」です。

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多くの方が、コンバージョン目的のキャンペーンで「最小単価」の入札戦略をお使いだと思いますが、 「配信が意図せずに止まっている」という状態は大きな機会損失が起こってしまうので、念のため確認しておきましょう。

キャンペーン予算を使っている方はキャンペーンの編集画面、セット予算を使っている方はセットの編集画面から、入札戦略をプルダウンで選択できます。

各種入札戦略についてのFacebookヘルプページはこちらです ↓ ↓ ↓
https://www.facebook.com/business/m/one-sheeters/facebook-bid-strategy-guide

GOODWEBからのシェア  4:43〜

GOODWEBで運用した広告プロモーションの最終結果

売上  : 49,352,440円
広告費 : 5,742,541円
ROAS : 876.83%

先日、説明会の最終日でしたが、16名参加して、成約が0件。
さすがに7/24から始まる講座で7/20以降に申し込んでもらう形になったので、少しタイミングが遅かった。

申込     : 200名
セミナー参加 : 187名
参加率    : 93.50%
説明会参加単価: 28,713円

説明会参加  : 157名
セミナー→説明会参加率 : 83.96%

リストに対しての説明会参加率 : 4.94%

成約率17.11%

当日は、セミナー → 講座の説明会 の2部制で、1部から2部に移るタイミングでの離脱があった。

反省点

ワークは入れていたものの、一方的に聞かせる説明会になっていた印象がある。
・何が学べるか
・なぜやったほうが良いのか
・どういう手順でやったほうが良いのか
という部分は伝えたが、イメージが湧かせられていなかったのではないか。

金額は132万円で、やりたいけど高くて買えなかった人が多くいた可能性がある。

質問(田中さん)

林さんのセミナーのROASって、平均でどれくらい出るんですか?

■前回プロモーション
YouTube集客の教科書2期
広告費:323万円
売上:5200万円
ROAS:1600%

平均で出すと800~1200%の間。
これは、単純に広告費だけで出したときの数値。
LPの製作費や交通費など、もろもろの経費を含めると、違う数値になる。

■今回のプロモーション
YouTube集客の教科書3期
広告費:5,787,041
≫Facebook広告 5,742,541
≫アフィリエイト広告 44,500
売上:55,773,455円
ROAS:963%

今回のプロモーションでは、経費が1425万円かかっている。
もろもろコミの今回のROASは 355%。
平均すれば300~400%の間。
前回と比較すると今回はそこまで良くはなかった。

どこで良し悪しを判断しているかというと、
「売上 ÷ 獲得したリスト数」

今回が、
売上:5,587万円
リスト数:4,052件
1リスト当たりの売上:13,764円

合格ラインは、1リスト当たりの売上が1万円を超えるかどうか。

ちなみに、前回のプロモーションは18,000円でした。

セミナーによってでROASが大きく変わることはありますか?(田中さん)

セミナーの場合の成約率は、20%
販売する商品の単価にもよるが、30万円以上のものを売る場合には、成約率は20%が合格ライン。

個別のクロージングが入る場合には、40~50%はほしいな、というところ。

どういう状態でセミナー・個別相談にきているのかが大事。
単純に軽い情報収集の段階で来られても成約しない。
本気度を高めた状態、わくわくしてもらっている状態。

本気度を上げることができる部分としては、
・広告
・LP
・送るメールの文面
・登録した後の教育

経費が1400万円、広告費を抜いたら800万円くらいかと思いますが、その内訳を教えてください。(奥さん)

撮影など:19万円くらい
ツール・デザインなど:100万円くらい
コースに含まれる生徒の動画の編集費用(外注):300万円くらい
セールスした人への報酬:436万円

セールスも外注。
自分で売ると権威性が下がるから。

説明会中に売れた件数に対する成功報酬でやっている。
後日成約になったものに関しては費用が発生しない。
自分の手が空いている場合は担当することもある。

今回は広告費がかさんだ印象。もう少し抑えたかった。

質疑応答 19:17〜

山中さん 19:17~

7月に入ってから、個別相談してから保留する人(少し考えますという人)が多い。

金額がネックになっている可能性が高い。

その日に即決してもらいたいので、対策としては、
「今日申し込みしてもらえれば、消費税分を値引きします」
が強い。

当日成約することに対するメリット・ベネフィットを考えている。

先月はいるにはいたが、そこまでだった。
今月は、申し込みは普通に入っていたが、半数以上が保留になっている。

直近、オーディエンスネットワークに配信が寄っているので、FacebookとInstagramに絞って配信している。
ここは皆さん気にしていますか?

林さん:自動配置のままです。

角田さん:ありました。最初はCVがついていたが、CVがつかなくなってから絞って配信している

山中さん:コンバージョンはするんですが、成約せず、質が悪いと感じている。

田中さん;自動配置から始めて、コンバージョンがついていない場合は絞るという形です。
どの配置からとれたリストなのかという部分まで追っていないので、質が悪いかどうかまでつかめていない。

動画のクリエイティブの場合、オーディエンスネットワークの中でも「動画リワード」という面にすごく寄っていることが多い。

杉江さん 25:58~

アカウントBANなどの近況としては、特に問題なく管理画面が見れている。
WiFiを別のモノを使わないようにしたりして、慎重に動かしています。

ほかに気を付けているポイントは?

・家のWiFiが怪しいと感じているので、新しいポケットWiFiを契約した。自動接続で勝手につながってしまうことがあるので、履歴を消した。勝手につながってBANになった感じがするので、気を付けている。

・Facebookのホーム画面上でFacebookページの共有をしないようにしている。必ずビジネスマネージャーを通して管理権限をもらうようにしている。

・クライアントのビジネスマネージャーを運用するときは、ユーザー権限ではなく管理権限でもらうようにしている。パートナー共有でもらい、委託という見え方になるようにしている。
ユーザー追加でやる場合、ブランドセーフティなどは簡単だが、なるべくやらないようにしている。

最近数値の乱高下が激しいイメージ。CVRが18~25%で、単価も1,000円前後で安定していたが、突然単価が6,000円を越えたりして、2~3日経つと戻る印象。皆さんどうでしょうか?

角田さん:同じ印象。ある特定の日がすべての案件で悪い、ということではなく、それぞれの案件ごとで波打っていて、言うことを聞いてくれないイメージ。

田中さん;同じ印象。25%前後だったCVRが突然6%くらいまで下がったりする。CVRだけが個別で悪くなっている印象。広告単位での調整はするが、日予算やセット単位での変更は2~3日見るようにしている。

林さん:1,000円台で取れていたのが、2,000円、3,000円と”ムラ”では片づけられないような数値の悪化は確認している。過去その広告がどれくらい取れていたかという実績を加味したうえで、1日、最大2日様子を見て、それでも悪ければ停止。ルールを決めて運用している。
過去7日間の指標をよく見ている。過去どれだけ取れていても、直近1週間が取れていなければ停止する。

最近CPMが高い印象があるのですが、皆さんどうでしょうか?安かったものが、以前くらいの値に戻ってきた印象があります。

奥さんの案件で、顕著にCPMが上がった案件があった。

初動から1万円だったり2万円を超えているクリエイティブがあった。

日予算を3,000円から6,000円と、倍まで上げたことで解決。
現状CPMが2,000円台で運用できている。

意図としては、オークションで負けているからCPMが高くなっているため、入札価格を上げようというもの。

CPMが下がったことで、単純にCPAも下がった。

河谷さん 34:52~

平林さんから個別コンサルを受けて順調にすすんでいます。

LPの完成待ちで、7月末くらいから開始できそう。

メルマガの配信スタンドは何を使っていますか?

林さん:メルマガの配信サービスは「アスメル」を使用。
セミナーや個別相談で使っているのは「エキスパ」
彦坂さんは「マイスピ」
海江田さん(山中さん)は「マイスピ」と「オートビズ」を使い分けている。

使い分け方としては、
通常配信しているステップメールは「アスメル」
例えば、広告からオプトインした後に送るステップメールを組んだり、動画などを送っていくのは、アスメルでやっている。

その後オファーする、セミナーなどの申し込みに関しては「エキスパ」を使用。
エキスパは参加率にコミットできる。申し込んだ後のフォローを手厚くできる。フォローメールを設定できたり、SMS(ショートメッセージ)を送れたり、セミナー参加のリマインド機能が厚いため、参加率が高くなる。

林さんの実績としては、申し込みからの参加率が93.5%を出せたことがある。(申し込み:200人 → 参加:187人)

「テバナス」というサービスもある。海江田さんや彦坂さんが使っている

彦坂さん 39:55~

広告運用のしかたとして、0時ですべてオン、朝見てだめなものを止めて良いものを1日配信、翌朝またすべてオンして、朝止めるということをやっている。このやり方はどうか?

林さん:1,000リーチを基準に考えている。1,000リーチ行っていないものに関しては、あと1件コンバージョンがつけば基準値内、という場合が発生しやすい。なので、朝起きた段階で1,000リーチ行ってなければ止めることはない。
CTR・CVRが両方良いのに、CPAが2,000円超えているものに関しては、1,000リーチに達していなくても切ることがある。
興味が惹けているから当たるユーザーさえ良ければ当たっていた、と判断できるものに関しては止めない。
CTRが1%以上であれば、基本的に1,000リーチ行かずに止めることはない。

角田さん:1セットあたり1週間で50コンバージョン獲得することが、Facebook推奨の最適化に適したデータ量。1日7コンバージョン以上を1週間連続させることで、最適化のサイクルに入るので、なるべく連続で配信し続けるようにしている。
エニーでは実践していないやり方ではあるが、それでCPAが下がってきているのであれば、続けてみても良いのでは?
ただ、この運用方法は、1日単位のコンバージョン数でみるためにCVRが安定した数値として判断しにくいので、運用は難しそうな印象。

田中さん:ボーダーラインを決めておくことが重要。
良し悪しをどの期間でみるかが重要。その当日の0時~朝までのデータが悪くても、過去1週間のデータで見てみると良かったりする。当日、前日、1週間、1か月、様々なデータを見たうえで良い広告なのか悪い広告なのか判断する。最終的には最強のパターンが1つ出来上がればよい。
1つの広告パターンで耐えられる予算は、200~300万くらいという感覚。ある程度回した金額や通算のフリークエンシーを見たうえでの判断も大事。

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